FENDI(フェンディ)とは
イタリアを代表する高級メゾンで1925年に毛皮工房から始まったブランド。なかでも「ズッカ柄(Zucca)」は、フェンディを代表するアイコン的モチーフとして昔も今も変わらずブランドの代名詞として愛されています。
フェンディの誕生
FENDI(フェンディ)は、1925年、イタリア・ローマの一角に誕生しました。創業当初、フェンディ夫妻がオープンした小さなブティックは、ファー製品とバッグをメインに取り扱っていました。毛皮のコートが注目を集めたことをきっかけに、フェンディは大きなブランドへと成長していきます。創業以来は家族経営を行っていたフェンデイでしたが、1965年、カールラガー・フェルドをデザイナーとして迎え入れたことはフェンデイにとって大きな転機でした。クロエのデザイナーを努めていたフェルドは、フェンディの看板アイテムである毛皮製品のイメージを一新しました。それまでの毛皮製品のイメージを、少し古典的かつ格式高いという印象から、上品かつ機能性に優れたファッションアイテムへと大きく変えたのです。
フェンデイを代表するアイテム
フェンディのズッカ柄が登場したのは、1960年代。それまでコートやバッグの裏地として使用されていた2つのFが組み合わさった柄をズッカ柄として表地に使用しました。これは、新鋭デザイナーのカールラガーにより生み出されたアイデアで、フェンディを象徴する柄とも言えるでしょう。
1997年に登場したバケットもフェンディの定番アイテムの一つ。脇に抱えてコンパクトに持ち歩くことをコンセプトに作られたハンドバッグです。フランスパンから着想を得たという理由からバケットと名付けられたそう。
ズッカが派生したことで誕生したのが、ズッキーノ。ズッキーノはズッカと同様、2つのFが組み合わさった総柄が特徴ですが、大きな違いはそのFマークのサイズです。ズッカに比べてズッキーノはマークが小さいため、より繊細かつ上品さが際立ちます。
VALTIQUE VINTAGEとフェンディ
VALTIQUE VINTAGEでは幅広い年代のアイテムを取り揃えています。フェンディの定番ズッカ柄のショルダーバッグやハンドバッグだけでなく、21世紀に登場したズッキーノやバイザウェイなどバリエーションは様々です。27,500円~98,000円のお手頃な価格帯でお買い求めいただけます。